2016年のアルバムで現在までの最新作になります。カントリーブルースをもっと推し進めて、カントリーロック、ブルースロックをデジタルに編集した内容になっています。ゲストボーカリストを招いてほぼ歌ものになっているのも特徴的で、デジタルの部分よりも生演奏の部分が全面に出てきています。レイドバックしたエレクトロニカという印象です。
1. Clover
2. BoxKart
3. The Ballad Of Titus Bramble
4. Train On The Island
5. Baby Is A Hybrid
6. The 45
7. Hog Farm Blues
8. Zetterling's Ghost
9. Shoes On My Feet
バランス的には前作の方が完成度が高かったと思います。しかし、テクノミュージシャンがこれほど本格的なカントリーブルース作品を作るという意味では前代未聞です。ベックの初期の頃もカントリーフォーク的な雰囲気がありましたが、そこはあくまでもオルタナの一環としての作風でありました。こんなにもカントリーブルースへの愛情を深めているテクノアーティストはほとんどいません。
ヨーロッパ系のテクノにとって黒人
音楽 は無縁のものでしたが、ヒップホップ、ファンクの影響、ソウルミュージックの導入などは溶け込む事が出来ました。しかし、ブルース、カントリーとなると別物です。グルーヴ感が違うからです。踊る事にこだわらなくなったフォークトロニカの概念の影響が大きいと思いますが、ダンスミュージックにしなくていいなら何でも出来るという考え方になっていますので、カントリーやブルースを題材にしても何も問題無いわけです。それにしてもデジタルな部分がかなり薄くなっている作品です。
Clover
VIDEO
BoxKart
VIDEO The Ballad Of Titus Bramble
VIDEO Train On The Island
VIDEO Baby Is A Hybrid
VIDEO The 45
VIDEO Hog Farm Blues
VIDEO Zetterling's Ghost
VIDEO Shoes On My Feet
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