2008年のアルバムです。バンドからプロジェクト的になってシンセアレンジになっています。エレクトロニカというよりシンセポップ、ニューウェイヴのようなスタイルになっています。U2のようなネオサイケっぽい曲を書いたり、Phil Lynottというタイトルの曲があったり、郷土の先輩たちへのオマージュも欠かしません。
1. Christopher + Anthony
2. I Was A Man
3. Replays
4. Graveyard
5. Phil Lynott
6. Streetwise
7. At The Heart Of All Of This Strangeness
8. Apple In An Orchard
9. Strike Me Down
10. Nothing Lasts Forever
サウンド、スタイルともにレトロな感じがしますが、あくまでもロックとしてシンセサウンドを取り入れていますから、そこはご愛嬌。キンクスにもなれますが、イアン・カーティスにもなれるという、やはりレトロ感覚を持ったミュージシャンだと思います。アコースティックギターでの弾き語りとアナログシンセを加えたPhil LynottはPhil Lynottの
音楽 性とは全く違いキンクスになっています。
おとぼけたようにブリティッシュの宝をおもちゃ箱のように弄ぶ、ミュージシャンには必要不可欠な性質だと思います。しかし新しい要素が全く無いのに、どこかとんがったようなところもあり、個性的な存在だと思います。ブリティッシュロックの歴史を総ナメするようなところがあるのか、ブリティッシュロックファンにとっては楽しい作品になっています。しかしアイルランドから飛び出すにはもっと違う要素も取り入れる必要があると思います。
Christopher and Anthony
VIDEO
I Was a Man
VIDEO Graveyard
VIDEO Phil Lynott
VIDEO Streetwise
VIDEO At the Heart of All This Strangeness
VIDEO Apple in an Orchard
VIDEO Strike Me Down
VIDEO Nothing Lasts Forever
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