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[20181126] |  | |
平成最後の九州場所、小結、22歳の貴景勝が優勝しました。ずっと1敗のままリードしてきましたが、高安との直接対決では破れ高安と並びましたが、千秋楽に勝って、高安が負けた事によって優勝となりました。千秋楽まで優勝が決まらなかった事によって大いに盛り上がりました。相撲界を去った貴乃花親方に対して最高の敵討ち、恩返しとなりました。もう一人の貴ノ岩は負け越したので対照的な結果となりました。貴景勝はしっかりと貴乃花イズムを継承しており、立ち合いもいつでも立てるように手をついて相手を待っていますので、待ったになりません。千秋楽は先に立ってしまいましたが、貴乃花イズムでの優勝は相撲界にとっても意味のある事だと思います。
上位の成績 稀勢の里 0勝5敗10休 豪栄道 8勝4敗3休 高安 12勝3敗 栃ノ心 8勝7敗 逸ノ城 6勝9敗 御嶽海 7勝8敗 貴景勝 13勝2敗 優勝 魁聖 3勝9敗3休 妙義龍 8勝7敗 北勝富士 7勝8敗 玉鷲 9勝6敗 栃煌山 8勝7敗 錦木 8勝7敗 竜電 6勝9敗 嘉風 7勝8敗 正代 8勝7敗
荒れる九州場所は怪我人も多く、休場力士が多かったので、優勝だけでは来場所の大関取りには難しい判断ですが、その次も二桁いけば問題無いでしょう。逸ノ城は関脇の位置で負け越し。なかなか上に行けない力士です。遠藤は体の軽さが目立ちましたが、なんとか9勝しました。白星が薬になるといいますから、これからの精進を期待したいところです。ご当所の琴奨菊は二桁勝ちました。ご当所でこれだけ大勝ちしたのは初めてではないでしょうか。酒も女も美味しい九州場所で、ご当所力士は接待も多いでしょうから、いつもはそれほど振るわないのですが、いい方向に行ったと思います。来場所、横綱が出てきてからの貴景勝がどういう成績をおさめられるか、真価が問われる場所となります。
千秋楽幕内全取組
貴景勝関優勝インタビュー
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