2007年のアルバムです。流石にアメリカっぽさを出すのは気の迷いだったのかみたいに元に戻っています。又ハネないグルーヴに戻っていますが、ブレイクビーツ、エレクトロニカ、アコースティック楽器のサンプリングを使ったフォークトロニカなど、オールドウェイヴじゃない手法も取り入れるようになっています。
1. More
2. Cry Baby
3. Good Morning Day
4. Playing Free
5. To Be Around
6. Shape My Day
7. Là Où Je Suis
8. She's My Friend
9. Heart Oh Heart
10. Dream On
明るいわけではありませんが、ポップな曲が多くなっています。ネオアコなポップさだけでは無く、ブリットポップなどの英国的なポップさがあります。自分達のスタイルと世間との兼ね合いみたいなものを考慮した結果たどり着いたようなサウンドになっています。アメリカっぽさは封印したのではなく、どこかにルーツとして取り入れていて、ブレイクビーツの手法もあるという事はヒップホップの影響も少なからず備わっています。
どこかひねくれていますが、ポップセンスには磨きがかかっています。基本は何でも出来る器用さがありながらも、やる事、やらない事を明確に持っていると思います。もろヒップホップのような単細胞的な事はやらないという信念でしょうか。プログレ畑の人だと思うので単純な事はやらないが、ポップセンスとして作り込まないという心得は持っております。だから独特でありながらもお洒落な心地よさも出せています。
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