96年の作品です。当初は500枚限定でのリリースでしたが、現在はダウンロード販売されています。このパターンが多いですね。よっぽど特殊なユニットだったのでしょう。タイトルからするに想像上のバレー
音楽のようですが、これで踊るとしたら創作バレエになるでしょうか。リズムがなく、ドローンサウンドの繰り返しになっています。
1. Days That Never Were
2. These Foolish Things
3. White Feathers On A Dish, Used To Erect The Pyramids
4. Remind Me Of You
90年代流行のアンビエントはデジタルリバーブたっぷりに、美しいドローンサウンドを聴かせるものでしたが、同じ時代にそれとは真逆のドローンサウンドを作っていますから、かなりの異端児です。電子音もあるのですが、このデッドな感じはどういう事でしょう。ノンリバーブという感じでもなく、リバーブがかかっているようなのに残響音が伸びていない。偶然なのか、意図したものなのか、意図しているとすれば凄い処理をしていると思います。
残響音を感じない
音楽をアンビエントと言って良いものなのか、単なるドローンサウンドのミニマルループ。DATテープで処理するとこうなるのか、DATテープって切り張り出来るものだったか、分解しているのか、作業工程が想像できないのですが、テープを2台使っているミュージシャンもいましたので、その辺は不思議でもありませんが、何がやりたいのか明確ではありません。
Days That Never Were
These Foolish Things
White Feathers On A Dish, Used To Erect The Pyramids
Remind Me Of You
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