97年のアルバムです。600枚限定販売でした。現在はダウンロード販売されています。フィールドレコーディングだけの曲や電子音も織り交ぜた曲など、相変わらずの内容です。彼らにとっては環境
音楽の類なのかもしれません。イーノの影響があるのかもしれませんが、だとすると70年代リバイバルのい一種なのかもしれません。
1. Komposition Fur Zwei Musikanten
2. Honingpumpe
3. I'm Searching For Field Character
4. Phlight
Honingpumpeは朗読が入っています。初めての試みですが、それだけで退屈はしのげます。言葉を入れてしまうとイメージが限定されてしまうという、彼等のやっている事に反する効果となってしまいますが、彼等なりの工夫の一つだと思います。限定販売だから好きなようにやれるという強みがありますが、本当にこれがやりたい事なのかというのは疑問が残るところです。
テープ編集の段階でエフェクト処理はしていると思いますが、ミックス段階ではエフェクトはかけずに素材だけを組み合わせているかのような、あくまでも実験
音楽というスタンスで、
音楽的にどうしようとかいう配慮は無視しているように感じます。このデッドな感じは彼等にとっての環境
音楽という固定概念なのかもしれません。
Honingpumpe
I'm Searching For Field Character
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