アメリカのバンドZammutoの2012年の正式なファーストアルバムです。元々はThe BooksというデュオをやっていたNick Zammutoを中心にしたプロジェクトで、The Booksをやっていた頃から自主制作で作品をリリースしていましたが、The Booksが解散した事によって正式なスタートとなりました。メンバーはボーカル、ギター、エレクトロニクスのNick Zammuto、ドラムのSean Dixon、ベースのMikey Zammuto、ギター、キーボードのNick Oddyの四人組です。
1. Yay
2. Groan Man, Don't Cry
3. Idiom Wind
4. Crabbing
5. F U C-3PO
6. Too Late To Topologize
7. Zebra Butt
8. Weird Ceiling
9. Harlequin
10. The Shape Of Things To Come
11. Full Fading
ファンク、フュージョン系のロックバンドであり、バンド演奏を中心にデジタルな味付けをしています。ボーカルの部分がサンプリングだったり、ヴォコーダーを通したりして、人間的な部分をデフォルメしていますが、やっている事は普通にファンクロックです。それもポップですが、かなりいけてるカッコイイ演奏になっています。
無理やり機械的にループを使ったりしていますが、生演奏の部分がそれに適応している実力を持っています。バンドとしてだけでも個性的だと思いますが、それに加えられたデジタルエッセンスでより唯一無二な存在となっています。ボーカル部分を曖昧にしているのでヒット性があるとは言えませんが、演奏力から言えば十分にメジャーになれる存在だと思いますが、最近のメジャーでは演奏力のあるバンドは重要視されていない傾向もあるので、もっと広く知名度を上げるにはヒット曲が必要だと思います。ヒットを気にしないのであれば久々の一流なバンドであります。
Full Album
VIDEO
Yay
VIDEO Groan Man, Don't Cry
VIDEO Idiom Wind
VIDEO F U C-3PO
VIDEO Too Late To Topologize
VIDEO Zebra Butt
VIDEO The Shape Of Things To Come
VIDEO
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