2007年のアルバムで最後の作品となっています。これ以降は作品をリリースしていません。ドイツというローカルな環境でのインディーズですし、オールドウェイヴなスタイルには厳しい状況なのかもしれません。完全にオールドウェイヴというより、オルタナにエレクトロニカが加わったようなサウンドなので、売り方によっては売れると思うのですが、そこまでのプロデュース力には恵まれていなかったようです。
1. Today
2. After All
3. Dance
4. My Mask
5. Lady Grey
6. Holiday
7. In This World
8. C'est La Vie
9. Angel Of Berlin
10. Lost In Love
12. Beautiful Heart
13. Sound Of My Guitar
アコースティックなオルタナにエレクトロニカ。フォークトロニカとしても珍しいスタイルですから、理解を得るには時間がかかると思いますので、地道な活動を続けていくしかありません。これだけいい曲を書いているのですから、必ず道は開けると思います。エレクトロニカの部分もレトロな感じになっているから、そこの工夫だけでも印象は違ってくると思います。
オートチューンによるヴォコーダーサウンドなど、それなりに頑張っていますが、それすら過去のやり方ですから物珍しくもありません。あくまでも王道ポップソングを作り続けるのならデジタル部分での意外性が必要になってくると思います。もしくは完全にバンドスタイルで演奏するとか、もっと極端にやった方が分かりやすいと思うのですが、このファジーな感じも悪くありません。その心地良さをどれだけ広められるか、認められるかが鍵ですが、作品をリリースし続けなければそれも潰えてしまいます。
After All
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