2011年のアルバムです。フォーク色は薄めで、ロック、フュージョン色が全面に出ています。70年代はライトフュージョンとロックが融合したポップスが流行っていましたが、その感じのアレンジになっています。アメリカンロック寄りになったプログレ後期の感じにも似ています。
1. Changes
2. Love & Light
3. How Will I?
4. Futureactive Kid (Part I)
5. Futureactive Kid (Part II)
6. Wolfman
7. Impossible Spaces
スパニッシュな感じの曲もありますが、ロック、ポップスと融合した結果トロピカリアっぽい感じに仕上がっています。とにかくポップセンスが抜群に素晴らしい
音楽ばかりです。どこかしこにも70年代ポップスへのオマージュが潜んでいますが、懐古的では無く、この時代にも新しい感覚で楽しむ事が出来ます。特に私個人になりますが、こういう
音楽に飢えていた事もあり、手放しで喜べる作品になっています。
最近の
音楽に足りていない作曲センス、ポップセンスを天性的に備えています。フロアチューンやラップなんかもういらないから、こういう
音楽ばかりになって欲しいものです。感覚的な感性にもインテリジェンスもくすぐってくれるような
音楽、本当に現在のミュージックシーンからは消え去ってしまった良心というものを持っている
音楽だと思います。このようなセンスの光る音楽に馴染んでいない世代には気の毒に思います。スタイルは違っても、このような磨かれた感性の音楽が世界中に溢れますように。
Changes
Love & Light
How Will I?
Futureactive Kid (Part I)
Futureactive Kid (Part II)
Wolfman
Impossible Spaces
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