2017年のアルバムです。今回はイソップ寓話の北風と太陽を素材にしています。サンプラーを使っていますが、電子音がほぼなく、アコースティックな楽器素材のみで、トラッドフォークのような内容になっています。生演奏されるギターはいつも以上に活躍していて、それに加えて他の楽器類もループとは違う使い方になっています。
1. Signs And Wonders
2. The Singing River
3. Rusted Relic I
4. Virescent
5. Unnamed Lands
6. Aventurine
7. The Beacon Tree
8. Rusted Relic II
9. Silt
10. From The Ashes Of Industry
11. Ramshacklet
12. Rusted Relic III
13. Children of Light
中世的なフォーク調の楽曲なので、いつものミニマル感がありません。アンビエントでもありません。まったく新しい試みに挑戦しています。普通といってしまえばそれまでですが、構成の仕組みなどはアンビエントな感覚を持っていて、普通にトラッドフォークで終わらせていません。ストーリーテリング的なプログレ作品のようであります。
デジタル環境でもこれだけ臨場感を持ったアナログな音を出せると言うのもサンプラーの強みです。今回はいつも以上に生演奏を頑張っていて、テクノ感、現代
音楽 とは違う表情になっています。抒情詩のような情景が流れていきます。アコースティック楽器が普遍的に主役であり続ける存在であると言うことを、改めて思い知ります。どんなにテクノロジーが発達しても、生楽器の良さは失われないのです。
Signs And Wonders
VIDEO
The Singing River
VIDEO Rusted Relic I
VIDEO Virescent
VIDEO Unnamed Lands
VIDEO Aventurine
VIDEO The Beacon Tree
VIDEO Rusted Relic II
VIDEO Silt
VIDEO From The Ashes Of Industry
VIDEO Ramshacklet
VIDEO Rusted Relic III
VIDEO Children of Light
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