イギリスのエレクトリックデュオISANの片割れRobin Savilleの2008年のファーストソロアルバムです。アコースティック楽器を活用したフォークトロニカになっています。リズムボックス系の薄いビートが特徴的な穏やかなエレクトロニカになっています。デジタルでメカニカルな音源なのに、アコースティック楽器のアナログな響きが温もりを与えています。
1. Magpie
2. An Outdoor Planetarium And..
3. ..An Indoor Campsite
4. Colin The Lazy Cormorant (Part 1)
5. Colin The Lazy Cormorant (Part 2)
6. Exultation
7. Murmuration
8. Charm
9. Cloud Pathology
ボサノヴァのリズムを分解したようなビートの作り方でサロン系のフォークトロニカになっています。アコースティック楽器の音源もプログラミングされているので、とても機械的なのですが、フレーズサンプリングの効果でアナログな空気感を持っています。柔なか音が多いというのも特徴的でしょう。
ボサノヴァっぽいのにミニマルな感じというのはフォークトロニカならではの感性だと思います。テクノ以外のジャンルの手法をテクノにデフォルメするという感覚。こういう異種配合、混血による革命性、ロックな感性です。ミニマルの淡々とした感じの流れの中にも起伏があって、ノスタルジックな雰囲気に包まれます。
Magpie
An Outdoor Planetarium And..
..An Indoor Campsite
Colin The Lazy Cormorant (Part 1)
Colin The Lazy Cormorant (Part 2)
Exultation
Murmuration
Charm
Cloud Pathology
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