2018年のアルバムです。自主制作とはいえ、この年は堰を切ったようにアルバムをリリースしています。これも無料ダウンロードになっているので、収益は望めません。ちゃんとお金を取れる
音楽になっている思いますが、どこか開き直ったかのように、自分の
音楽をストレートに表現していますから、収益は気にしないのでしょう。それでも活動していくにはお金がかかりますからプロデュサー業で稼いでいるようですが、本当に儲かっているのかは不明です。
1. Empty House
2. Amazed in Grace
3. A Softer Glow
4. $inger
5. Yet
6. Time Slips
7. Man of Jasmine (w ALAK)
8. Threshold Rides
9. Myspace
10. Nice
ポストパンクのような80年代ポップスのような楽曲。だけど80年代とは違う感覚という不思議な
音楽になっています。バンド形式の演奏にシーケンス的なプログラミングという、80年代の頃のようなアレンジ、ギター弾き語りという基本的なスタイルを基本としているので、彼の
音楽生の良さも浮き彫りにしながらも、少し斬新なほど他とは違う感じのデジタル処理、まさに彼にしか出来ない
音楽になっています。
デジタルサウンドはどちらかというと
サイケデリックな装飾的な使い方をしていて、それと80年代風の楽曲という珍しい組み合わせ、リバイバルサウンドをやりたい訳では無く、自分のスタイルを貫いているだけだと思います。だからポップでも独特の世界観を持っています。売れる要素は十分にあるので、レーベルから出してもいいと思いますが、インディーズでも縛りがあるでしょうから自由でいたいのでしょう。
Yet