この曲は
サイケデリックな曲を書いてからハードロックにアレンジしました。
ブルースを元にハードロックを作ったツェッペリンがハードロックの元祖ですが、
オルガンジャズからアートロック、クラシックの融合というプログレ志向のあった
ディープパープルやユーライアヒープはツェッペリンの影響でハードロックに方向転換していきます。
しかし、曲の端端にサイケな雰囲気を漂わせていました。
トラッドフォークも織り交ぜたツェッペリンもプログレのように進化していきますが、
当時はハードロックもプログレも線引きは持っていないバンドがほとんどでした。
その後脱ブルースなメタリックなハードロックになっていきサイケ色は消えていきました。
70年代初期の感じをこよなく愛する私としては、そのものをやるのでは無く、
同じような経緯で作曲する事によって、現代でも通用するようなハードロックを目指してサイケな曲をイメージして様々な方向性を模索しています。それだけにこだわっている訳ではありませんが、このテーマによって今回はハードロックに仕上げてみました。
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