アメリカのインディーズフォークバンドAudrye SessionsのRyan Karazijaの一人プロジェクトLow Roarの2011年のファーストアルバムです。切ないほどのバラード系フォークソングをA.O.R.もしくはレディオヘッドのような悲哀を帯びた歌声で歌っています。なぜこれほどの歌声がインディーズに埋もれているのか疑問に思えてくるほどです。
1. Give Up
2. Just A Habit
3. Nobody Else
4. Patience
5. Low Roar
6. Friends Make Garbage (Good Friends Take It Out)
7. The Painter
8. Help Me
9. Puzzle
10. Rolling Over
11. Because We Have To
12. Tonight, Tonight, Tonight
ライブではアコースティックギターで弾き語りしていますが、ここではエレキギターでの弾き語りになっています。そこにゲストミュージシャンによるストリングスやキーボードなどがより美しさを演出してくれています。曲も素晴らしく美しく、この歌声にぴったりのバラード系ばかりになっています。アップテンポの曲が必要無いくらいの完成度です。ずっとこの歌声に満たされていたくなります。
プログラミングは少なめで、バラードにふさわしくほぼドラムレスです。これで歌が全面に出てきます。これだけで十分なのですが、アレンジの方もしっかりと存在感を出しながらも歌を見事にサポートしています。出しゃばらないアレンジでありながらも無くてはならないくらいの美しい演出になっています。これだけセンス良く自分をプロデュース出来る才能を持ち合わせていながら、インディーズに甘んじていなければならないという、メジャーシーンの不甲斐なさを痛烈に感じさせるくらい素晴らしい作品です。
Full Album
VIDEO
Give Up
VIDEO Just A Habit
VIDEO Nobody Else
VIDEO Patience
VIDEO Friends Make Garbage (Good Friends Take It Out)
VIDEO The Painter
VIDEO Help Me
VIDEO Rolling Over
VIDEO Tonight, Tonight, Tonight
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