ソウル系の曲です。SAMARQANDの曲の中ではソウル系は得意技になっていますが、フュージョン的なアレンジが加わった事によって、これまでとは違った新しい形のソウルミュージックになっています。
基本的に私はハードロック、プログレッシヴロック、フュージョンが基盤となっています。リズムアンドブルースは馴染みがありますが、ソウルミュージックは未開拓の分野でした。しかし、80年代のソウルとロックの融合という試みが私を開花させました。私にとっては新鮮な分野であり、それを追求する事で新しい曲作りが出来るようになりました。ただソウルミュージックというのでは無く、あくまでもロックとしてソウルミュージックを消化する事がかっこ良かったのです。
それからはソウル系の曲はかなり得意な分野となりました。同じコード進行でもいくらでも曲が作れるようになりました。そんな中でも今回はライトフュージョンなアレンジとエレクトロニクスなアレンジにより、これまでにない感じの曲を作れました。フュージョンをポップにしたロックとなるとアメリカンプログレのような感じになってしまうのですが、そこにソウルとエレクトロニカの要素を加える事によって、あまり開発されていない分野の曲調になっています。それと少しばかりのエスニックな要素も加わっています。それにより、今までありそうで無かったようなSAMARQANDならではの曲になっています。
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