2018年の作品で、ロバート・エイクマンの短編小説「ホスピス」のサウンドトラックとしてクリスマスのラジオ番組で放送されました。当初はカセットで100枚限定で販売されていましたが、現在はダウンロード販売もされています。四幕からなる物語で、それぞれのサウンドトラックとして4つのパートに分かれています。
1. Parts 1 & 2
2. Parts 3 & 4
オーケストラ音源としてクラシックやフォーク的な
音楽となっています。BBCが関わっているので本物のオーケストラを使っている感じもありますが、サウンドトラックとしてかなり加工されています。エレクトロニカだけでは無い
音楽も作れると言う評価から請け負った作品のようですが、見事にその期待に応えています。
楽器の特色をしっかり把握した効果的な使い方、もうエレクトロニカ作品は作らなくてもいいと思えるくらい見事な作曲能力を発揮しています。
音楽を聴いているだけで物語性を感じさせるような描写、展開がもっと聴いていたいという欲求を促します。ラジオ番組用なのでサウンドトラックとしては短いと感じます。しかし、それだけ中身が詰まっています。
Full Album
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