2015年に自主制作、ダウンロード販売のみでリリースしたStanzaのIとII、2016年のIIIをまとめた作品です。使用している楽器はギターのみで、後はテープを使ったドローンサウンドによるアンビエント作品になっています。こうなってしまうと普通のアンビエント作品になってしまうのですが、こういう普通の手法もやってみたかったのでしょう。
1. I
2. II
3. III
4. IV
5. V
6. VI
7. VII
8. VIII
9. IX
10. X
11. XI
13. XII
14. Held In
15. Courtesy
16. XIII
17. XIV
動きが全く無いような長いドローンサウンド、こういう作品はいくつもありますし、退屈なだけです。環境音楽としてなら許されるのでしょうが、ここから先を行った内容の作品を作っていただけに、なんでこんな作品を作ってしまったのか疑問です。本人も売れないと思っていたのでしょう、自主制作でのリリースとなっています。
ただただ延々と長い音の洪水を聴かされる、同じようなキーで、変化の少ないドローンサウンド、何が面白くてやっているのか、趣味としても理解に苦しみます。人がやらないような事をやっているのなら制作意義はあるでしょう、しかし、あまり代わり映えのないごく普通のアンビエント作品になっています。