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[20181208]

Takes Time
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。久しぶりにフォークロック、歌もありになりました。しかし、サウンドトラックを作った経験は彼を一皮も二皮も剥けさせました。フォークロックを通り越してソフトロックのような曲調になっています。歌声もソフトロックな雰囲気にぴったりになっています。曲は相変わらずシンプルで明るめの曲ばかりですが、アレンジの巧妙さは見事です。

1. Taking My Time
2. Difference A Day Makes
3. Before And After
4. Never Poor
5. The Rest Is Yet To Come
6. Bring On The Night
7. Don't Be Torn
8. The Sound Of Wanting More
9. Like A Lake
10. Wish I Were You
11. Turn Me On

バンドスタイル、生ストリングスに加えてシンセサウンドも必要なところで必要な音を配置させるというセンスの良さを見せつけています。ビートルズ文化が根付いていない70年代アメリカのソフトロックはビーチ・ボーイズ系から派生していましたが、その頃の作品比べて何ら遜色の無い出来栄えです。アレンジが巧妙なので古臭いレトロな感じもしませんし、流行の音でもありません。つまりどんな時代でも通用するような普遍的な音楽になっています。

シンガーソングライターとしての実力をやっと明確に披露する事に成功していると思います。これが売れるのかというと難しいところですが、売り方次第では大ヒット出来る内容だと思います。カントリーフォークの需要は今でも十分ありますから、何ら問題は無いと思います。もう少し悲哀があった方が良いのかもしれませんが、こんな大人でも爽やかな気分になれる音楽ってそんなにありませんから、もっと知名度をあげていけば日本でもヒット出来ると思います。

Taking My Time
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[20181208]

Indie Game: The Movie Soundtrack
(1998/07/14)

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2012年の作品です。インディーゲームという映画のサウンドトラックになっています。この頃は電子音にはまって全く歌っていません。電子音としての素材も豊富になっていますが、テクノ感というよりシンフォニックなプログレ作品になっています。映画のイメージがしっかり伝わるような曲を作っていて、作曲家としてのさらなる成長を感じられます。

1, Maybe You'll Get Some, Maybe You Won't
2. Syncing Feeling
3. An Army Of Assholes
4. A Row Of Circles
5. Proof Of Something
6. Toy Computer
7. A Glow You Know
8. The Red Bull
9. Last We Spoke
10. Monsters
11. Lobby Music
12. The Fantabulous World Of Jimmy 3-Guts
13. The Other Castle
14. Young Lungs
15. Waiting For Gomez
16. My Deepest Flaws And Vulnerabilities
17. Big Win
18. Trust
19. Chips At Sea
20. Forever Beta
21. Harsh Tags Pt 1
22. The Maelstrom
23. Harsh Tags Pt 2
24. Sympathetic Syntax

シンフォニックといっても大げさな雰囲気では無く、同時発音数は少なめという横軸の構成がしっかり計算された作りになっています。この辺のセンスは教えられて出来るものではありません。生オーケストラでは無いので空間の広がりは感じられません。ですから壮大な雰囲気にはならず、シンプルに感じられる室内四重奏のような作りなのですが、横軸を総合的に見ていくとしっかり盛り上がりも作れる巧妙な曲になっています。

長調か短調かというような単純な曲調ではありますので、クラシック音楽としてもシンプルな内容ですが、フォーク、ロックの要素が横軸に展開されていきますので単調な感じにはなりません。つまり分かり易くて飽きさせないポップスとしては理想的な作りになっているのです。作曲家としてはもう別次元にいるような人になっています。頭でっかちな人には作れない類を見ない作風です。

Full Album
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[20181207]

Children Of The Clone
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。DTM作業を覚えてしまったのか、シンセポップな内容になっています。全て一人で作っていて歌もありません。サントラの残りでも無いようで、生演奏しているアコースティック楽器をサンプリングしてわざわざ機械的なアクセントをつけています。フォークトロニカにしてもここまでジャストな打ち込みにせず、ナチュラル感を出すのは当たり前になっていますが、あえて昔のシンセが登場したばかりの頃のような機械仕掛け感を強調しています。

1. Economica
2. Children Of The Clone
3. Room Full Of Empty People
4. Heart Of The World
5. Popcorn Part 2
6. Jimmy's Lament
7. Lust In Space
8. Everything
9. Light Flute
10. Retrieving The Megatome

曲自体はサントラの残りかもしれません。クラシカルだったり、フォーク調だったりしていますが、サンプリングミュージックの最初期な感じの使い方で、マルチサンプリングでは無く、音程が変わると偽物感が顕著になってしまう手法をあえて使っています。最近では誰もやらなくなった事をやる事で、彼らしいアヴァンギャルド感が蘇っています。

音源は自分で演奏した音のサンプリングなのでマルチになっていないのなら理解できますが、プリセット音源もマルチじゃ無いものを選んでいる傾向があります。サントラではちゃんとしたものを作っていたので、ここはあえて機械仕掛け感を強調しています。曲調が違うのでシンセポップといってもテクノ感ゼロです。テクノポップ以前のやり方に遡っています。スイッチト・オン・バッハの再現のようになっています。どこまでひねくれているのでしょうか。

Economica
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[20181206]

Sword & Sworcery LP - The Ballad Of The Space Babies
(1998/07/14)

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2011年の作品でビデオゲームのSword & SworceryのサウンドトラックとThe Ballad Of The Space Babiesとボーナストラックを合体させたアルバムになっています。ゲーム音楽という事でDTMでのトラックメイキングになっています。普通に打ち込みでオーケストレーションを組み立てています。作曲家として、ここまで成長している事に驚きと感動を覚えています。

1. Dark Flute
2. Lone Star
3. Doom Sock
4. The Prettiest Weed
5. The Cloud
6. Under A Tree
7. The Maelstrom
8. The Ballad Of The Space Babies
9. Unknowable Geometry
10. Bones McCoy
11. Ode To A Room
12. The Prettiest Remix
13. The Whirling Infinite
14. Little Furnace
15. Bonus Track Intro
16. Cabin Music
17. Battles 1
18. Battles 2
19. Com64
20. Mushrooms
21. Death To Everyone
22. Confronting The Wolf
23. Up A Mountain
24. Activating Trigons
25. How We Get Old
26. And We Got Older
27. Bonus Track Outro

生演奏している部分もあり、チェロやサックス、バンド演奏も加わってサンプリングも多用した打ち込み。壮大なオーケストレーションによるゲームのイメージが伝わって来ます。普段のJim Guthrieと思わなければ音楽だけでも楽しめます。アナザーサイドのJim Guthrieという面を見せるようになっています。フォークロックじゃ無い曲も作れるという驚きの作品です。

以前はお遊び程度でエレクトロニクスも使っていましたが、短い間でこれだけの作品を作れるようにまで成長するとは誰が思った事でしょう。しかも無駄の無いアレンジ構築。歌無しの方が彼の能力は存分に発揮されるようです。初期の頃のギミックな事は無しで真面目に作っているのに、ちゃんと物語が伝わるように作曲されています。音楽理論には長けていないので深みのある曲にはなっていませんが、シンプルな骨格になっているだけに聴き易くポップであります。それでいて細かく計算されています。

Full Album
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